【首・肩・腕の痛み・しびれ】頸椎椎間板ヘルニアの原因・症状・治療法|大阪城東区の専門家が解説
- 「首や肩、腕に激しい痛みやしびれがある…」
- 「もしかして、頸椎椎間板ヘルニアかも?」
このように、首や肩、腕の痛みやしびれに悩んでいる大阪市城東区にお住まいのあなた。その症状は、放置すると悪化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。この記事では、城東区にある植月診療所のペインクリニックが、頸椎椎間板ヘルニアの原因、症状、治療法について詳しく解説します。
頸椎椎間板ヘルニアとは?
頸椎椎間板ヘルニアは、首の骨である頸椎の間に存在する椎間板という組織が変性し、本来の位置から逸脱することで、神経組織を圧迫する病気です。
椎間板の構造と役割
椎間板は、椎間板の外側を覆う、丈夫な線維性の組織です。椎骨同士を連結し、椎間板を正常な位置に保つ役割がある線維輪(せんいりん)と、椎間板の中心部にある、ゼリー状の組織です。椎骨にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割がある髄核(ずいかく)という2つの部分から構成されています。椎間板は、頸椎にかかる負担を分散させ、首の動きを滑らかにするという重要な役割を担っています。
ヘルニアが起こる仕組み
頸椎椎間板ヘルニアは、下記のようなことが原因として椎間板が変性し、線維輪に亀裂が入ることで、髄核が外に飛び出すことによって起こります。
加齢による変性
椎間板は、加齢とともに水分を失い、弾力性を失っていきます。これにより、線維輪に亀裂が入りやすくなり、ヘルニアが起こりやすくなります。
姿勢不良
長時間のデスクワークやスマホの使用などによる姿勢不良は、頸椎に大きな負担をかけます。これにより、椎間板への負担が増加し、ヘルニアのリスクを高めます。近年では、スマホやパソコンの長時間使用による姿勢不良が、頸椎椎間板ヘルニアの主な原因として増加傾向にあります。
外傷
交通事故やスポーツなどによる首への強い衝撃も、椎間板ヘルニアの原因となることがあります。
頸椎椎間板ヘルニアの主な症状
飛び出した髄核が、脳からつながる、中枢神経の一部である脊髄や、脊髄から枝分かれして、手や腕、肩などに伸びている神経である神経根といった神経組織を圧迫します。
脊髄が圧迫されると、手足の麻痺、歩行障害、排尿・排便障害などの重篤な症状が現れることがあり、神経根が圧迫されると、首、肩、腕、手に痛みやしびれ、麻痺などの症状が現れます。
頸椎椎間板ヘルニアの主な症状
- 首や肩、腕の激しい痛み
- 腕や手のしびれ、感覚麻痺
- 首を動かすと痛みが増す
- 首、肩、腕の筋肉の筋力低下
- ひどい場合には、歩行障害や排泄障害
これらの症状は、飛び出した椎間板がどの神経を圧迫しているかによって異なります。
大阪市城東区の植月診療所で行う頸椎椎間板ヘルニア治療
植月診療所では、あなたの頸椎椎間板ヘルニアの原因を特定し、適切な治療法を提案します。
神経ブロック注射
神経ブロック注射とは、痛みを伝達する神経の働きをブロックする治療法です。痛みを和らげる効果が期待でき、慢性的な頭痛にも効果があります。当院では、患者様の症状に合わせて適切な部位に注射を行います。
薬物療法
鎮痛薬や片頭痛予防薬など、症状に合わせた薬を処方します。植月診療所では漢方薬を煎じて処方することも可能です。詳しくは診察の際にご質問ください。市販薬で効果が見られない場合は、ご相談ください。
生活習慣の改善指導
頸椎椎間板ヘルニアの原因となる生活習慣の改善をサポートします。睡眠、食事、運動など、専門的なアドバイスを行います。
植月診療所の神経ブロック注射について
- 「神経ブロック注射って痛いの?」
- 「副作用が心配…」
そんな不安をお持ちの方もいるかもしれません。神経ブロック注射は、痛みに配慮して行います。副作用のリスクは低いですが、まれに注射部位の痛みや出血、感染などが起こることがあります。ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。