漢方診療

 

漢方医学とは

漢方医学とは漢方医学は、約2000年に中国で生まれた中国伝統医学を起源とし、日本で独自に発展した日本の伝統医学です。現代医学は、江戸時代に日本に伝えられた西洋医学が中心となっていますが、近年漢方医学が見直され、多くの医師が漢方薬を診療に取り入れています。

医学教育モデル・コア・カリキュラム平成28年度改訂版にも、「漢方医学の特徴や、主な和漢薬(漢方薬)の適応、薬理作用を概説できる。」との項目があり、すべての医学部で漢方医学教育が行われています。その理由の一つに医薬品である漢方薬には有益な面がある一方、副作用等の危険性や漢方的に誤った診断を下したため不利益な事象が発生する誤治の問題が存在することが挙げられます。そのようなことを回避するため、漢方薬による治療中においても医師の管理が必要となります。
漢方薬の効能が十分発揮され、安全に使用されるためには漢方医学を修得した医師による治療が推奨されます。

診療内容

西洋医療では説明できない症状、西洋医療で治療に難渋する疾患など、あらゆる症状を対象とします。
初診時には困っている症状以外にもからだの状態を判断するための問診票を記入していただきます。
その上で東洋医学的診察(四診)を行い、東洋医学的なからだの状態を総合的に判断し、その人に合った漢方薬を選択します。

当院ではエキス製剤のほかに煎じ薬も使用していますが、すべて保険診療で行っております。

漢方診療で対応する症状や治療

漢方診療で対応する症状や治療

  • かぜ症候群
  • 高齢者・虚弱者のかぜ
  • 遷延化のかぜ
  • 咳・痰
  • 耳鼻咽喉科領域
  • 上部消化管症状
  • 下部消化管症状
  • 肝疾患
  •  糖尿病・合併症髄伴症状

肥満症及び関連する疾患・症状

肥満症及び関連する疾患・症状

  • 不定愁訴
  • 頭痛
  • 神経痛
  • 関節リウマチ
  • 尿路不定愁訴
    (排尿困難・全尿管・頻尿・排尿時痛)

冷え性及び関連する症状

冷え性及び関連する症状

  • 月経不順
  • 月経困難症
  • 更年期障害
  • 神経症

診療方法

患者さんの心と体の状態をみて、さまざまな症状や体質の特徴を総合的にとらえながら、全体のひずみを改善していくのが漢方療法です。
心と体の状態をとらえる漢方独特の診察方法は四診と言われています。

【望診】視覚を用いた診察(顔色、皮膚の色の他、舌の様子を見る舌診も含まれます)。
【聞診】聴覚と嗅覚を用いた診察(声の大きさ、においをもとに診察します)。
【問診】現病歴や既往歴だけでなく、患者の体質傾向(寒がり・暑がりなど)を聞き出すための質問をします。
【切診】触覚を用いた診察。脈の深さ、強さ、速さなどをみる脈診やお腹に触れ抵抗感や圧痛の有無をみる腹診などで判断します。

漢方薬の剤形と煎じ薬について

煎じ薬とは、生薬を水で数十分煮出して作る、液状の飲み薬のことで、湯液とも呼ばれています。
漢方薬の八割程度は、煎じ薬の形をしており、葛根湯など、「湯」とつく薬や、「飲」や「煎」とつく煎じ薬もあります。
漢方薬にはほかに、桂枝茯苓丸など「丸」のつく丸薬、当帰芍薬散など「散」がつく粉薬、紫雲膏など「膏」がつく外用薬などもあります。近年は湯液や丸剤、散剤などを錠剤または顆粒状に加工したエキス剤があり、現代の漢方治療の主流となっています。
エキス剤は服用や携帯が簡便である一方、患者個々の体質や症状に合わせた細かい調整が難しいこともあり、また複数のエキス剤を服用することにより重複している成分の摂取が過剰になり、思わぬ副作用がでることもあります。煎じ薬は、毎日煎じるという手間がありますが、患者の体質や症状に応じて生薬の配合を変更したり、別の生薬等を加えるなどの調整することができ、患者個々の体質や症状にきめ細かく対応することが可能で、また副作用軽減にもつながります。

代表的な漢方薬

漢方名とお悩み別の症状

当院ではおひとりおひとりの症状にあわせて漢方薬を処方致します。

  • 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう
    足のつり、けいれん、こむらがえり
  • 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
    便秘、下痢、痔

  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
    せき、からぜき

  • ヨクイニン(よくいにん)
    肌荒れ、イボ

 

 

  • 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう
    胃もたれ、胸やけ

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

    女性のお悩み、生理痛、生理不順

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
    疲れ、倦怠感、食欲不振

  • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

     

煎じ代行サービスについて

煎じ代行サービスとは?

抽出器を用いて煎じ薬やお茶原料を煎じ、煎じた液を1回服用分ずつパックするサービスです。レトルトパックのような袋にいれてお渡しします。

このような方におすすめ!

● 本格漢方の煎じ薬を飲みたい、でも煎じる時間がない
● 煎じ薬の方が調子が良いけど、家族がにおいを気にする
● 出張先や旅行先でもいつもの煎じ薬を飲みたい!
● 健康茶をもっと手軽に飲みたい

など・・・

基本料金

1日分(2パックの場合) 1日あたり 150円(税込)
※1日分3パック以上をご希望の場合、1パックごとに50円(税込)追加料金が必要です。
※煎じる材料の1日量(g)や処方日数が多くて1回で煎じることができない場合は、手数料として料金1,000円(税込)が必要です。

煎じパックについて

1パックには約100mlの煎じ液が入っています。
パックの保存期間は約2ヶ月です。
※高温多湿を避けて保存してください。
※強い衝撃を与えるとパックが破損する場合がございますので、ご注意ください。

煎じ薬のお渡し方法
直接受け取りの場合

受付 翌日以降のお渡しになります。
あらかじめご了承ください。

配送の場合

配送をご希望の場合は、お手元に届くまで、受付日から~3,4日ほどいただきます。
受付時にお渡しまでの予定をお伝えしますが、混雑状況によりお時間が掛かる場合がございます。

※配送の場合別途料金がかかります。佐川急便にて配送となります。
小さい箱(サイズ60)の場合:700円(税込)
大きい箱(サイズ80)の場合:900円(税込)

 

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