神経ブロック注射とは

城東区の植月診療所では痛みの治療に対してブロック注射を行っています。

ブロック注射はあまり聞きなじみのない治療かと思いますので当院のブロック注射について詳しく解説いたします。

注射の種類

城東区の植月診療所では下記3種類の神経ブロック注射を提供しております。患者さんの症状や病態に合わせて医師の判断の下、適切な注射をいたします。エコーを用いた神経ブロック注射とトリガーポイント注射は診察室で行います。

  • 透視下神経ブロック注射
  • エコーを用いた神経ブロック注射
  • トリガーポイント注射

透視下神経ブロック注射とその流れ

透視下神経ブロック注射とは?

レントゲン透視装置を用いて、リアルタイムで針や体内の血管・神経の位置を確認しながら目的とする位置に正確に注射を行う神経ブロック注射です。お時間を要してしまいますが、痛みの原因に正確に注射をすることが可能なため、高い鎮痛効果を期待できます。

透視下神経ブロック注射の流れ

1.透視台に横になっていただきます。身体の向きに関しては注射位置によってことなるため処置日にお伝えします。

2.どこに注射するのかをレントゲン透視の機械で確認します。

3.注射部位を消毒します。

4.神経ブロック注射の針を刺しても痛くないように、皮膚に麻酔(表面麻酔)をします。

5.神経ブロック注射の針を痛みの原因箇所まで挿入します。

6.目的とする適切な位置に神経ブロック注射の針先があるかを造影剤を用いて確認します。

  • ※造影剤は1㏄ですので健康問題はございません。

7.適切な薬剤(局所麻酔薬もしくはステロイド)を注射いたします。

  • ※高周波熱凝固療法の場合はこの時点で高周波電流を300秒間流し、神経の働きを抑制します。

8.処置室で30分程度安静にしていただいた後、神経ブロック注射の効果を確認させていただきます。

9.透視下神経ブロック注射は以上です。ご帰宅ください。ただし痛みは何度も表れることがあります。少しでも痛みや違和感を覚えたら城東区の植月診療所までご来院ください。

通院頻度について

病状に応じて異なります。通院しやすい様、患者さま一人一人のオーダーメイドの痛みの治療を提供いたします。

神経ブロック注射は痛くない?

神経ブロック注射を行う場合は、まず始めに痛み止めの局所麻酔をします。わずかにチクッと痛みますが、ワクチンを打つ程度の痛みです。十分に麻酔をした後の神経ブロック注射ではほとんど痛みを感じません。万が一、神経ブロック注射の治療中に痛みを感じたら、遠慮せずにその場でお伝えください。

神経ブロック注射は恥ずかしくない?

エコーを用いた神経ブロック注射、トリガーポイント注射は診察室で行い、透視下神経ブロック注射はレントゲン室で行います。どちらもプライバシーは守られる空間ですのでご安心ください。また透視下神経ブロック注射は穴の空いた布を用いますので注射する部位以外は見えません。ご安心ください。

神経ブロック注射に時間はどれくらいかかる?

神経ブロック注射自体は準備時間も合わせて10分程度で終わります。透視下神経ブロック注射のみ注射後に処置室で30分程度の安静をいただきます。

神経ブロック注射の料金について

保険適用の場合、下記の金額の1割~3割で神経ブロック注射を受けていただけます。

  • 神経根ブロック:15,000円
  • 頚・胸部硬膜外ブロック:15,000円
  • 腰部硬膜外ブロック:8,800円
  • 腰神経叢ブロック:5,700円
  • 星状神経節ブロック:3,400円
  • 仙骨部・硬膜外ブロック:3,400円
  • 高周波熱凝固療法

※高周波熱凝固療法のみ保険診療では月1回のみの療法です。同月に2回以上受けたい方は2回目以降が全て自費診療となります。

  • 神経根ブロック:30,000円
  • 腰神経叢ブロック:30,000円
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